今日は本格的なレシピですよ。
昨日、家族で新宿のゲウチャイへ行ったことは、下記の記事で書きました。
saruchan.hatenablog.com
カオソーイって?
カオソーイは、日本では「チェンマイ風カレーラーメン」などと訳されています。
ココナッツミルクを入れたカレースープで煮た中華麺です。
「ガイ」は鶏肉のことで、カオソーイ・ガイは鶏肉入りのカオソーイです。
ゲウチャイでは、パパはいつもカオソーイを食べるのですが、子供でも食べられるクイッティオを頼みました。
いつもは私が子供と一緒に食べられる料理を頼むのですが、どうしても辛いソムタムを食べたかったのです。
それで、今日はパパのために久しぶりにカオソーイを作ってみました。
パパは私と結婚する前から、チェンマイでカオソーイを食べて、大好きになったみたいです。
カオソーイとは何か、よく知らない方は、パパが4年前に書いた下記のブログ記事を読んでみてください。
tankyu.hatenablog.com
以前にコメント欄で、カオソーイのレシピをリクエストされた方がいたと思います。
だいぶ長いこと、数ヶ月間もお待たせしてしまいました。
ごめんなさい。
ペースト入手が第一
ペーストさえ入手すれば、それほど難易度は高くないので、好きな方は挑戦してみてください。というか、嫌いな人は少ないと思いますが。
このレシピの前提として、カオソーイ用ペースト(シーズニング)が必須となります。
これが入手できないと、タイ北部の本格的なカオソーイを作るのは難しくなります。
私はタイのLOBO(ローボー)ブランドのものを使っています。
日本のレシピサイトを見ると、イエローカレーペーストで代用して人もいるようですが、たとえカレールーなどを加えても、かなり違った味になってしまうと思います。
それでも良いから、とにかくカオソーイを自分で作ってみたいという人は、そうしてください。ペーストは、タイ食材のネットショップで購入するのが良いでしょう。
タイ食材が安いアイタイランドで「カオソーイシーズニング ロボ」を取り扱っていますが、現在在庫切れのようです。
タイ食材、雑貨、通販、タイの市場 アイタイランド
…と、ここでレシピ記事を書いても無駄になってしまうとメゲそうになっていたところへ、タイマートで販売していることがわかりました。
送料別で216円(税込み)と、安い値段です。
thaimart.jp
他のネットショップでは、Amazonでもティラキタでも、カオソーイが見当たりません。
本格的インドカレーをスパイスから調合して作れる人ならば、且つカオソーイを食べたことがあってどんな味か知っている人ならば、自分で作る手もあるでしょうね。
あとは、入手困難なタイハーブなどは必要ありません。
【材料】(2~3人分)
- カオソーイペースト(LOBOブランド):1袋(50g)
- ココナッツミルク:200cc
- 骨付き鶏肉:500g
- 生ラーメン:3~4玉
- 赤玉ねぎ:適量
- 高菜漬(または野沢菜漬):適量
- パクチー:適量
- ナムプラー:小さじ1前後
- 砂糖:小さじ1~2
- サラダ油:小さじ2
- レモン:少々
- 水:200cc
今回はトッピング用の揚げ麺も同じ中華麺を使いましたが、もっと太目の卵麺などが入手できれば、それを使った方が感じが出ます。
本場タイのカオソーイでは、トッピングに日本の高菜漬そっくりな漬物が乗っています。
私も近所のスーパーで売っている高菜漬で代用しています。
トッピング用材料の分量は、すべて適量としていますが、自分たちで食べたい分だけ用意してください。
【準備】
- 茹でた中華麺から、トッピングの揚げ麺用にとりわけ、カリッとするまで高めの温度で揚げます。
- 赤玉ねぎを食べやすい大きさにザク切りにします。
- パクチーをトッピング用に適当な大きさに切ります。
- カオソーイのスープが出来た頃に、生中華麺を、指示にある通りの時間で茹で、ざるで水切りしておきます。
【手順】
- フライパンに油をしき、カオソーイペーストを軽く炒めます。
- 炒めたペーストを鍋に移し、ココナッツミルク、水、鶏肉を加えて弱火で煮ます。
- 30分くらいして、鶏肉が柔らかくなってきたら、ナムプラー、砂糖、レモンを加えて混ぜて、しばらく煮てから火を止めます。
- 中華麺を丼に入れ、スープをかけます。
丼を食卓に出して、食べる人が各自トッピングを好きなだけ乗せて、いただきます。
辛いのが好きな人は、お好みで唐辛子粉を振りかけると良いでしょう。
私もたっぷりふりかけます。
【今日の食卓】夕食は久々のカオソーイ、タイ北部のカレーラーメン。昨日ゲウチャイで食べ損なったので作ってもらった。色んな意味で日本人の理解を超えた料理。中華麺なや他に揚げ麺をトッピング。他に野沢菜そっくりの漬物(野沢菜で代用)と生の赤玉ねぎをお好みで大量に。パクチーも。今日のシェフは力が入っていて、味も最高。Khao Soi with a lot of toppings. Aroi mak.
【パパの感想】
カオソーイはタイ料理でいちばん好きなものなので、こだわりがある。
今回サルちゃんはすごく張り切ったようで、力を入れていたことが、トッピングの量でもわかる。
いままで、時には辛すぎると感じることもあったが、今回はそれほどでもなく、甘みも感じる。
これまでサルちゃんが作った中でベスト3ぐらいに入る美味しさだ。
大量の高菜漬(みたいなもの)や赤玉ねぎをトッピングに乗せるのがいまだにタイ人の味覚が理解不能なところだが、今回は私も真似してたくさん乗っけてみた。
ああいう辛く脂っこいスープだから、さっぱりしたものを口にしたくなるのかな。
普段は絶対おかわりなどしない少食だけど、あまりに美味しくて1.5玉位食べた。
下記のYouTube動画は、4年前に結婚して初めてカオソーイを作ったときのものです。
Khao Soi - Thai Curry Noodle タイのカレー麺カオソーイを作った
※カオソーイ以外のLOBOのペーストはAmazonで色々あるのだけど。
- 出版社/メーカー: ロボ
- メディア: その他
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- 出版社/メーカー: LOBO
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【今日の食卓】クイッティオ・ナーム(米粉麺の汁そば)。珍しくセンヤイ(きしめんみたいな幅広麺)を使用。クイッティオでは中細のセンレックが最もポピュラーだが、これも美味しい。豚肉団子入り。Kuitiao nam senyai. Saru Restaurant aroi. :)